Cem

Rapiña(原題)のCemのレビュー・感想・評価

Rapiña(原題)(1975年製作の映画)
5.0
ブニュエル然りアルトゥーロ・リプスタイン然り、そしてこの監督然り、メキシコ映画は大体傑作よね。

メキシコの小さな村で木こりとして働く二人の貧乏な男たちがお宝を手にし、どんどん欲深くなり、悲惨な結果をもたらす。という話。
『こんな小さな村で木を切って、世界を知らないまま死んでくのか。世界は広いんだぞ!』という嘆きが切ないが、罪を犯してはならない。死者の金品を根こそぎ奪う光景は異様だし、金が人を狂わせる。大金を持つと周りともども不幸になっていくのが滑稽だ
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