TVシリーズ放送20周年を記念してオリジナルキャスト、スタッフが再集結して制作されたVシネマ作品。
わかってんじゃねーか!最高か!
あの頃の雰囲気を再現しつつ、年齢を重ねたファンに合わせた仮面ライダー作品としてはハードな流血描写や性表現など「20年を経た仮面ライダーファイズ」として非常に見応えのある作品となっていました。
ネクストファイズなど新規ライダーを登場させつつ、カイザにデルタ、そしてライオトルーパーなど懐かしい面々も顔をそろえ、そしてラストの◯◯◯◯登場!泣くでしょこんなん!
戦闘シーンの演出も最近のCGエフェクト盛りもりな感じではなく、当時のシンプルな表現を再現していて違和感なし。それでいてワイヤーアクションを多用するなど、アクション表現の進化も感じられました。
キャスト陣も意見を出したというストーリーもTVシリーズの後日談として申し分なく、井上敏樹脚本のセリフ回しに胸が熱くなります。
尺は1時間強とコンパクトながら、同窓会映画としてパーフェクト。ファンのみならず、キャストやスタッフにも愛され続けるファイズという作品のすごさを改めて感じました。
当時ファイズを観ていたなら絶対に必見の一作。ぜひ劇場でご覧ください!