Vipneet

仮面ライダー555(ファイズ) 20th パラダイス・リゲインドのVipneetのレビュー・感想・評価

4.0
"Open your eyes For the 20th φ's"

『仮面ライダー555』の20周年記念作品。
テレビ本編から20年後を描いた正当続編。
脚本はみんなお馴染みヤクz……井上敏樹先生。
この人以外誰にできるんだよ。
監督も本編と同じく田崎竜太。

今作は色々ヤバいシーンが多いのでPG-12である。
何故なのかは見ればわかる。
マジで。

制作発表されてからこれだけを楽しみに生きていたと言っても過言ではない。
令和のこの時代にたっくんや他のファイズの面々、そしてファイズの世界観を見れるだけでも本当に嬉しい。

草加、本編終了後客演5回目にしてやっと変身シーン披露。
やったね!
1回目:『仮面ライダーディケイド』(正確に言えば声が草加なだけでカイザのみ)
2回目:『平成ライダー対昭和ライダー 仮面ライダー大戦 feat.スーパー戦隊』(草加、カイザ共に出ているものの変身シーンなし)
3回目:『仮面ライダージオウ』(草加のみ)
4回目:『仮面ライダージオウ NEXT TIME ゲイツ、マジェスティ』(草加、カイザ共に出ているものの変身シーンなし)

以下ネタバレありの感想。




















疑問な部分が多いがストーリーの落としどころとしては妥協点ではあると思う。
まぁ1時間半という短い時間の中ですし良いほうだと思うんすよね。

海堂はマジで4号のときもそうだけど全然変わらないから安心する。
草加はどんな体になっても草加なんだなって……。
あと真理は草加が帰ってきたことちょっとは疑えよ。
北崎は別に北崎じゃなくていいよなとは思った。
てかラストの展開的に流星塾の誰かのほうがよかったと思うのは自分だけか。
胡桃玲菜、急に心変わりするの結構マジでよくわからなかった。
たっくんも何で急にやさぐれてんのかよくわからなかったんーまぁ迷ってたとも言ってたししゃーないといえばしゃーないのか。
けど海堂には手加減してやれよw
海堂が作中の登場人物で一番人間臭いやつだってわかってるじゃないっすか。
おい、三原どこ行った。

やっぱり新ライダーというか新しいファイズ、カイザよりも旧来のファイズ、カイザのほうが好きですね。
それだけデザインがいいんすよね。
最後はやっぱりファイズになってキめるのはマジでかっこよかった。
たっくんが「わかってるじゃねぇか」的なことを言ってましたが私以外のファンも同じ気持ちだったと信じたい。
あと新ライダーよりもネクストデルタが良かったんですけど私だけですかね……?

オートバジンたん久しぶりの登場なのにフルCGなのは何故……?
やっぱりたっくんの一番の相棒はオートバジンたんなんだよね。
草加?誰だいそいつは()。

作中にオルフェノク同士のベッドシーンがあるのだが笑ってしまったのは私だけではないはず。

本作を否定するわけではないがやはり本編の面白さは越えられなかったなという印象。
前述したデザイン含めて『仮面ライダー555』という作品がいかに素晴らしい作品か改めて考えさせられました。
それでも20周年記念で本作を作ってくれたのは感謝しかないです。

これからも『仮面ライダー555』を愛していこう。
ありがとう『仮面ライダー555』。
Vipneet

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