このレビューはネタバレを含みます
ファンムービーとしては及第点も、映画作品としてはイマイチだった。
新キャラクターが割とたくさん出ているのだけど、主要キャラクターとの関係性が短尺だと描ききれていなくて、なんだかしっくりきていなかった。
映画内のギャグがことごとく滑っていたし、ハイライトがオルフェノク同士のラブシーンというのも何だかなぁという感じだった。
とはいえ集まれるキャスト、スタッフが集まって作品を作り上げたことは、555のファンとしては素直に嬉しかった。が、その分期待値が上がりすぎてしまったせいか、物語自体にはかなり不満が残った。大先生(井上敏樹)だから期待したんだけどね。
泉政行が亡くなってしまった事は555にとって大きすぎるという感想を見たが、まさにそれだと思った。オルフェノクの物語を代表するキャラクターは木場さん以外無かったんだね。