作品全体の流れ、555らしさを含めよく纏まっていました。
ラストは「結局お客さんの求めてるものってこれだよね」を井上節に乗せて投げてくれてファンムービーとして非常に優秀に感じました。
ただ気になった点が1つ、結局新規で起こされたネクストファイズなどがなんの活躍もなく前座として描かれてたこと。
うん正直デザインもそんな好きじゃないし別にいいっちゃいいんですけど…(いや、良くないな、良くない…)
正直デザイン、カッコ良さ含めなんとなくのモヤモヤ感を感じつつ、劇場で見ればなんとなくカッコ良く映るんだろーなーという希望を持って見に行ったら結果はあのラスト。
え?いいの??こんな高額玩具も事前に予約取っといて、それで劇中、新フォームより普通のファイズの方が映像でもカッコ良いって…いやそりゃデザイン的にもそっちの方がカッコイイけどさ…え?何?マーチャンダイジングじゃないから、何してもいいってこと???
映像制作陣とデザイン制作陣(プレックス)のコンセンサスが取れていないのか、流れ的にデザイン側が好き勝手やったから、映像側が好き勝手やったのか。
正直今後の特撮作品にも影響しそうな、非常に危険な歪みだと思います。