日下勉

世界のはしっこ、ちいさな教室の日下勉のレビュー・感想・評価

4.3
最近、嫌いな言葉として「ガチャ」というのがある。親ガチャとか国ガチャとか生まれた環境によって、不条理にもその人の運命が左右される、これは仕方の無いことという意味だと思うのだけど、私たちがこれを使う時に、自分がそうでなくて良かったという、どこかしら傲慢なにおいがとても嫌だ。
この映画では、決して恵まれない環境で子供たちを教える3人の教師が描かれているが、そんな環境や運命に抗うように子供たちを教える姿を見て、思わず涙が出た。あと何より子供たちがとてもかわいい。
シンプルだけど力強いドキュメンタリー。
日下勉

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