やったカニ

世界のはしっこ、ちいさな教室のやったカニのレビュー・感想・評価

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”世界のはしっこ”というタイトルの通り、やっぱり都市/地方の格差を考えずにはいられなかった。それは経済、物流、情報の格差だけじゃなく、地方に根付く文化や因習の差もあるかなと思った。
例えばバングラデシュにおいて顕著だった家父長制や、シベリアにおける遊牧民族としての伝統。
その子にとって当たり前の世界を、勉強によって大きく広げる。学をつけることで生きる選択肢が増える。
「どうして勉強しなきゃいけないの?」の問いに答える視点のまた一つを、映像を観たから新たに持てたな。
あと、勉強の楽しさをたくさん描いていてよかったと思った。
やったカニ

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