世界のはしっこ、ちいさな教室のTomokiHayashiのレビュー・感想・評価

勉強がしたい、と夕食を食べた後も明かりの下で勉強をする子どもたちには、彼らを導く信念を持った先生の存在が必要なわけで。

主役はブルキナファソの学校かもしれないけど、バングラディシュで貧しさから進学を諦めていた女の子が、中学校の制服に着替えるときに見せる笑顔。進学を反対していた母親さえも嬉しそうな表情をする姿に涙してしまった。
僕は先生に反抗をしていたし生意気な態度ばかりとっていたけど、心の奥底では頼ってもいた。僕が当たり前のように教育を享受できたからかもしれない。