まさなつ

裸足になってのまさなつのレビュー・感想・評価

裸足になって(2022年製作の映画)
3.7
「パピチャ明日へのランウェイ」の監督作品。

アルジェリアの、女性故の生き辛さを描いた、あの作品は中々良かったです。この作品も、やはり女性故の抑圧や生き辛さを描いてます。

ある事件により、バレリーナとしての未来や声まで失ってしまった少女フーリア。

不安定な国内事情の中で、様々な抑圧や理不尽さに振り回されても、やはりダンスという表現で仲間が増え、自ら再生していく姿が力強く迫ってきます。

ダンスするシーンには、自由への渇望を感じます。

結構重い話ですが、清々しい余韻が残ります。
まさなつ

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