女なのに…
きっとこの国ではすべてがこう思われるのかな。。
一生懸命になっても何一つ叶わない。。
そんな国なのかな。。
アルジェリア、
1990年代のテロでは15万人以上が亡くなったそうです。
そんな背景を引きずる女性たち…
テロで殺されたわが子をまだ探している女性、
同乗の母が車を運転していた、それだけで銃殺された父のことを話す女性、
自閉症の姉妹、
孤児でどこでも虐げられてきた女性、
夢を打ち砕かれたフーリアが出会った人たち。。
彼女たちと踊るフーリアは力強く楽しそうでした。
トウシューズは履かなくても彼女は全身で表現していました。
大自然の恵みを糧にしているようでした。
大けがを負ったと訴えても警察は動かず、
かえって罵声を浴びせるような警官たち。
何も信じるものがないって…
アルジェリアの現実なのかな。。
ただただ彼女たちのダンスだけは力強い、
それは救いに思えました。
映画で訴えることの大きさを感じます。