展開はよくあるスポーツ物のテンプレ展開ですが過不足はなくレース描写も良かったです。
レースゲームのグランツーリスモのトッププレイヤーをリアルのレースドライバーとして育成するという実話がすでに面白いです。
邦画ですでに野村周平主演で同じ題材の良作「アライブフーン」が公開されており、個人的にはそちらの方が面白かったですね。
「アライブフーン」はeスポーツのプロを目指しているゲーマーがドライバーをやる物語に対してこちらは元々レーサー志望という事でトップゲーマーという要素が薄いように感じました。
実話なので仕方がないのですが。
しかし通常のレーサーに対してゲーム内で何千本も走り込んでいるゲーマーならではの経験値で見つけたラインを使って圧倒していく展開は良かったですね。
実話なので仕方ないですが主人公は結局一勝もしないのですがそこは4位以内とか表彰台とか理由をつけて上手く処理していました。
ボクシング物もそうですがレース物でも日本が貧しくても命懸けで頑張る浪花節展開になりがちですが欧米は一瞬でスーパースターになれる夢があります。