グランツーリスモのプレイヤーを本物のプロレーサーとして育成する選抜プログラム「GTアカデミー」に挑戦する主人公。実話モノ。
IMAXで鑑賞、ちゃんとIMAX画角で満足。
監督は『第9地区』のニール・ブロンカンプ。癖のあるSF映画ばかり撮ってきた監督がこんな超王道スポ根映画を撮るのが意外。でもめちゃくちゃ面白い。
ゲームオタクが富・名声・彼女・師・仲間、全てを手に入れる夢のような映画でありながら、主人公の努力や苦悩をちゃんと描いているから軽いサクセス映画になっていない。
デヴィッド・ハーバーが演じるトレーナーの典型的なアメリカ映画に出てくる口の悪い体育会系コーチ感が最高で、「オタク野郎に本物のレースは無理」とか言ってたコーチが主人公を認めるようになる流れはベタなんだけど大好き。
日本に繋がりが深い作品だけあって、日本描写の解像度が高くノイズにならない。