そこまで大きな期待はしていなかったし、なんだったらあらすじあんまりわかってなくて、実話ものっていうのも知らなくて観に行ったんだけど、いやいや、とてもよかったですー！
ストーリーは若者の夢を叶える系ドラマの王道を行くやつですが、こういう王道路線ってやっぱり面白いのよ。
で、今回はその題材が、ゲームでカーレースをやりこんでる青年が本物のカーレーサーになるっていう話で、しかも実話。
こんな話があったって全然知らなかった。ゲームはソニーだし、車は日産だし！こんないい話あったんだ！
ル・マンと言えば「フォードVSフェラーリ」が記憶に新しく、あちらはベテランが再起をかけるって映画、こちらは若者が夢を追うって映画だけど、どちらもほんとドラマ性があって、事実は小説より奇なりだなぁと毎回実話もの観ると思う。
私はグランツーリスモって名前しか聞いたことないし、カーレースも全く観ないけど、熱くなった。なんせ、デヴィッド・ハーバーがすごく熱いいい演技見せてくれるもんだから、それにぐぐっと引き込まれました。
お父さんとの確執とか、あるあるだけどやっぱり泣くでしょ、そこ。
カーレースの迫力もあるし、それをゲームと重ねるような演出の仕方で上手く見せてくれるので、とてもわかりやすくて夢中になって観ました。
これはね、劇場で観た方がいい映画だと思います。
