ワイスピみたいなぶっ飛んだカーチェイスがタイプな自分はリアルなレースはハマらなそうだなって見る予定はなかったんだけど...。
予告で見たオーリーの笑顔の可愛いさに惹かれて、実話なら見てみようかなって期待もそこそこながらにIMAXで鑑賞。いや、見事にハマった。
なんなら今年1番興奮したかもしれない。
息を飲む瞬間の見入り具合が凄くて、気付いたら持ったままのコーヒーカップも握り潰してたくらい。
あのゲームシーンとレースシーンを溶け込ませる先進的かつ夢のあるCGとレース中の、臨場感とはまた違う重めな緊張感がある演出が凄かった。
あとはなにより役者が最高。
オーリーの悪戯っ子の子供がそのまま大人になったような笑顔も魅力的だったけど、デヴィッド・ハーパーには特にグッと持っていかれた。
最近多ジャンルで良くみるし、善人役と悪役どちらもナチュラルに馴染む上に印象的。
主人公ヤン役のアーチー・マデクウィはシャイなのにシュミレーターやレースのことになると熱量を持って語れるオタク心とか、若さ故の無謀さとか、本当ハマってた。
レースシーンは勿論、家族や師弟の絆まで要所で度々泣けてしまって実話だって知らずに観ても多分変わらない感動だったと思う。
間違いなくIMAXで観るのがおすすめだけど、2回目に4DXも気になってる。