寝るのだいじ

グランツーリスモの寝るのだいじのネタバレレビュー・内容・結末

グランツーリスモ(2023年製作の映画)
5.0

このレビューはネタバレを含みます

王道ストーリーでハッピーエンド!
主人公と近くの人に焦点が合わせられがちだが、関係する全員のその後も写っていて良かった。
過去のグランツーリスモ戦友が駆けつけてくれたり、ゲームを否定し続けていた父親とのわだかまりも無くなって、「『遊び』の延長線にある光るもの」(一般的には友情とか)も描かれていて良かった。

2Dと3Dの違いが、観ててわかるものの、それが違和感なくバーチャルとの融合という感じで、目覚ましいAIの発達とかSFへのロマンみたいなものも感じられる映像だった。

ル・マンの過酷さは実録の作品で観ていたので、本物のレースほぼ初心者がなし得るのは大層なことだった。
ゲームやシミュレーションは軽視されがちだが、頭脳を使うものならメキメキ適応能力上がるし侮れない存在になった。

日産は電気自動車を押していて私はあまり好きじゃなかったが、世界初の試みである「グランツーリスモプレイヤーの本物のレース」という新たなことにも挑戦していて、トライアンドエラーの回転が速い企業なのがうかがえた。