cinemakinori

グランツーリスモのcinemakinoriのレビュー・感想・評価

グランツーリスモ(2023年製作の映画)
5.0



ゲームのような本当の話で
映画のようなリアルな物語




ここ数年のワタクシ、
休みの日は、映画を観るか【グランツーリスモ7】をプレイしているかのほぼ2択。その他は妻の美味しい料理を堪能しまくり、どんどん脂質代謝がやべえ事になっており、、、んな事はどーでも良くて。


初作からの古参勢であり、
かれこれ25年間、ゲーマーでも何でもないこの私がずーっと飽きずに唯一プレイし続けているのがこの【グランツーリスモ】シリーズ。
ほぼ毎日、世界中のシムレーサー達と激アツバトルを繰り広げております。


映画でも言っているが、はっきり言ってこれはゲームの領域ではございません。
リアルドライビングシュミレーターと銘打ってる通り、ガチもんのカーライフシュミレーターなのです。
そんなGTシリーズの凄さをとんでもないエンタメとして昇華しちまったのがこの映画【グランツーリスモ】


エンタメと言いつつも、実話ってのがまた凄い!






オープニングで泣いてしまったのは、
【トップガン マーヴェリック】以来だわ。
GTプレイヤーなら誰もが胸が熱くなるわコレ。

映画化されるって話は数年前からチラホラ聞いていたものの、全くと言って良いほど期待して無かったので、公開されても様子を伺っていた訳で、、、汗


いやいやいやいや
ここまでいい意味で期待を裏切られた映画は過去イチかも!

超王道なストーリー展開は既存のカーレースアクション映画と肩を並べるレベル。
それを思いっきり超えてきたのは、ゲーム(シュミレーター)が基になってるからこそ成り立つ演出効果や、グランツーリスモ同様のドローン撮影による驚異的なカメラアングル。
特に、レースゲームさながらの演出効果は一般的なカーレース映画じゃ興醒め案件の斬新さ。
この映画だから成り立ってしまう素晴らしさに脱帽。


ハンコン(ハンドルコントローラー)勢ではなく、パッドエンジョイ勢の私ですが、世界のガチ勢と夜な夜なバトルしまくってる者として、この作品の激アツさはもはや朝まで語れる程に、特筆すべきシーケンスが盛り沢山。

映画館で圧巻なのはやっぱり音よね!って事で、あのど迫力なリアルサウンドは映画ならではと思ってるそこのアナタ!
いやいや実は本家ゲーム版も超リアルなエンジンサウンドにイカした音楽、そして他のレースシムの追随を許さない圧倒的なレースリプレイ映像の格好良さを兼ね揃えてるんですよ〜♫
そんなレースリプレイは、X(旧Twitter)の趣味垢でも度々投下している身として、本作の胸熱演出やレースバトルのリアルさに、はっきり言ってずっと泣いてたw
なんか知らんけど勝手に涙が溢れてきちゃって、、、25年間グランツーをプレイし続けて来た一人のおっさんが、この映画と共に車の素晴らしさやレースの浪漫、そしてグランツーリスモという偉大なカーライフシュミレーションに出会えた喜びと感謝に浸り続けた134分となりました。


ゲームを知らない人たちのこの映画のレビューは、他の方々にお任せするとして、私の場合、あくまでも本家グランツーリスモの現役プレイヤーとしてのレビューとして締めさせて頂きますw




ニュル北を白の911GT3 RSで走る一連のシーケンス、、、堪らないなぁ。
クッソ痺れる。

水曜日サービスデーで激混みの映画館、一人で行ってぼろぼろ泣いてるオジサンは私ですがなにか?






さて、それではそろそろ本家【グランツーリスモ7】をプレイして来ます。
今日は911GT3 RSを乗りまくるかな。


単なるカーアクション映画やゲーム系映画と侮って観るのを避けると後悔します。
cinemakinori

cinemakinori