原作ゲーム未プレイ…のみならず、レースゲーム全般・実際のモータースポーツ全般疎い為、ベースになっている実話自体全く知りませんでした。
ニール・ブロムカンプ監督に関しては、
「デモニック」は未見、
「エリジウム」と「チャッピー」は、嫌い…にはなれないけど…んー…
ただ「第9地区」は生涯ベスト級に好き!
…なので、今一度会心の一作、見してくんねぇかなー…とは思っておりました。
そして今回、率直な感想としては…
「ど真ん中」「ど直球」のスポ根ドラマっぷりに、びっくりしつつ笑っちゃったよ!
父ちゃんとの確執、メンターの過去、ライバル再集結、どこまでも真っ直ぐな主人公…!
半分は汚れた大人視点で『うっわー、ベタもベタ!!w』と半笑いで観てたけど、もう半分のボンクラ男子中高生マインドは、諸手を挙げて大喝采だよ!w
しかし思い返せば過去作でも「泥臭い漢泣き展開」好んでたし、「見出されたゲーマー君が、現実世界のヒーローに」なんて、それ自体SFドラマのような話だし、監督の資質と合致していても不思議ではない題材だったか。
前半、撮り方に少々腰が据わっていない印象があったり、事故の被害者(遺族)が一切出てこない点など、気になるところがないこともない…けど、「ジョン・ウィック」とかとは対照的な(どちらが上・下とかじゃないっスよ)「真っ当な」ドラマとして楽しめました!