GO

グランツーリスモのGOのレビュー・感想・評価

グランツーリスモ(2023年製作の映画)
3.9
グランツーリスモは昔、PlayStation 2の同梱の3を少しプレイしたことがある程度でハマりはしなかった。車にも特段興味はない。そんな冷めた自分でもこの作品は十分に面白いと思える内容だった。野村周平主演の『ALIVEHOONアライブフーン』もグランツーリスモの凄腕プレイヤーがリアルなドリフトの世界でも活躍する様を描いた作品だったと思う。今作は二番煎じかもしれないけど、圧倒的な資金力で魅せる映像と音に飲み込まれそうになる。久しぶりにPS5を起動してみたくなった。

グランツーリスモというゲーム(ドライブシミュレーターだと作品の中で突っ込みがあった笑)のクオリティーの高さは勿論、作中の日産車も良く映えていた。渋谷スクランブル交差点やセンター街、鮨屋など、エコノミストのエミンユルマズ氏の指摘にある通り、ジャポニスムの再来を強く感じざるを得ない。西洋人から見た日本文化の再評価が始まっている。
冒頭やラストの方でホンダ車がちらっと出てくるのは、ソニー・ホンダモビリティの絡みなんだろうけど、あまりさりげなさを感じなかった(笑)
GO

GO