このレビューはネタバレを含みます
「ラッシュ」とか面白かったしスポ根映画みたいな感じかなーと思いながら視聴しにいきました。
グランツーリスモ自体はやったことがないです。
ノンフィクション物だそうですね。
※以下不評な感想になるので好きな方はお読みにならない方が良きかもです。また、自分の理解力不足な点がありましたらすみません。
まず、主人公ヤンがあまり好きになれなかったです……。
ヤンの動機が分からない。レーサーになるのが昔から夢だったらなぜそれに踏み出せなかった理由とか聞きたかったし、レーサーになる熱い想いとかももう少し聞きたかった……。
父との関係もなんだかふわっとしていてモヤモヤする。結局あんまり応援してくれてなかったような気がしてしまうのですよね……。
アカデミー入ってからもアカデミーの同僚との会話とか少なくてダイジェストになってしまうのも悲しかったです。「俺は普段~ことをやってるんだ。けどレーサーになって夢を掴んでやる」とか見た目的に気になる人もいたし、そういうやり取りとか見たかったですね。レースの最中でも相手の描写がなくほぼほぼ自分との戦いになるのも飽きてしまって、レースの駆け引きみたいな描写がもっと見たかったです……。
コーチのジャックがゲーマーがレーサーにはなれるわけがないという考えを、改め始めるきっかけも薄くないかと感じてしまいます。諦めなかった、機体の不良にゲームのやりこみで気づけた。確かにヤンが優れているとわかる話ではあるけど、もう少しはっきりほしい。。。
もう一つ納得できなかったのが前のサポートしていたレーサーに対して「お前は切れやすいのが弱点だ」っていいつつも、ヤンには最終レースのときに「もっと怒れ!!」と言い出したのがスッキリしない。その手前で事故った理由ですら何かも説明してないような。。
もっとほしい描写が多いなーと思う割に企画者・開発者側の描写もまぁまぁ多く。。ただこの辺はやっぱりグランツーリスモファンと、日産ファンには嬉しい部分だったりもするから自分が車が詳しくないのがそもそも向いてないのはあるかもですね……。
ただ、レース自体の車のエンジン音は気持ちよかったし、カメラワークの臨場感も良い。度々入るCG技術もカッコよかったです。ほんとにそこはいい映画館で見れば実際にレースを見ている感覚になれますね。
映像は全体的に素晴らしかったです。
Filmarksの評価が高い割に自分に全く刺さらなかったのでちゃんと書いてみようと思ったら長くなってしまいました…