あまりにも良くて終盤アホみたいに泣きながら観ていた……。
レースを通じていい師弟関係を築き、友情も育み、家族と関係を修復し、大切な人にも出逢って自分の夢も叶えるという所謂全部盛りなのにひたすら面白くて熱くて最高のレース映画だった。
終盤で奴等を見返して捩じ伏せるにはルマンしかねえ！！！！！っていきなりてっぺん獲りに行くところ、最高に熱くて笑ってしまった。
最高しかねえぞこの映画！？！？！？！？！？！？
あと今までのこういうジャンルの映画では主人公が成功して莫大なお金が入った途端に性格が変わって大失敗するといったものが通過儀礼になっている映画が多かったので、ヤンがそういうタイプの子にしなかったところが良かった。
これがあったらここまでストレスフリーで映画に集中することはなかった気がする。
アーチー・マデクウィ、ここからどんどんジャンプアップしていくんだろうな……！！
今後が楽しみ！！
デヴィッド・ハーパーもオーランド・ブルームの凸凹コンビも良かった。
考え方の違いとか立場の違いとか色々あるけど最後皆んなで大喜びしてるのを観て、なんだ皆んなレースを愛してる人間たちなんじゃん！ってウルトラハッピーになれたしパッションも感じられて満面の笑みだった。
そしてジャイモン・フンスーがこの映画の中で一番輝いていて、本当に素晴らしくて、私はこういう彼が観たかったんだなあと終盤の父と息子のやり取りを観て思った。
ジャイモン・フンスーをマジカルニグロとして都合よく消費してきたお前ら、マジで許さんからな！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！
