グランツーリスモのゆでからあげのネタバレレビュー・内容・結末

時事ネタに乗っかるようで心苦しいですが…
原作改変は契約の問題であって、改変自体が悪いものではないと思ってます。
でも現実改変はどうなんだろう。

もちろん実話を元にしててもフィクションであれば何でもありですし、ドキュメンタリーであっても演出は少なからず入るでしょう。
でも現実の人物名、企業名を出して、実話ですって言いながら、意図的に時系列を入れ替えたり、実在しない人物が重要人物として登場したりは演出の域を超えちゃってるんじゃないかしら。

なにより、一番大きな改変が観客を巻き込む死亡事故って。
主人公の責任では無いとは言え、単に乗り越えてく壁のうちの一つとして軽く扱われちゃってる感じがしてモヤりました。
乗り越え方も雑でしたよね。

そんな小難しいこと考えなければ普通に面白かったです。
映像表現も良かったし、主人公が最後にゲームでの経験を活かしてセオリーを無視した走りでラップタイムを出す所は激アツだし。

面白いんだけどモヤる。
私には正しく評価出来ないです。