「部屋の中にこもってゲームやっているだけのガキを時速320kmで走るロケットに乗せるつもりなのか?」
ゲームプレーヤーを本物のカーレーサーにする、衝撃の実話を映画化!
▼あらすじ
イギリスの青年ヤン・マーデンボローは、ゲームのグランツーリスモに熱中していた。ある日、ヤンはレーシングドライバー養成プログラム「GTアカデミー」に招待される。これはゲームプレイヤーを本物のカーレーサーにするプログラムだった。
▼感想
Amazonプライムで鑑賞!
「ゲームプレーヤーを本物のカーレーサーにする」こんな到底不可能と思うことを成し遂げる、実話と思えないドラマチックなストーリーだった。
ヤンを取り巻く大人達...父のスティーブ、トレーナーのジャック、マーケティング担当のダニーが全員常識的で厳しく暖かく、創作でない登場人物に感じた。特にトレーナーのジャックはデヴィッド・ハーバーの好演が印象に残った。オーランド・ブルームも久しぶりに見たけど、相変わらずかっこいい。
カーレースは迫力満点で、ゲームのようなライン表示や順位表示も面白かった。家でグランツーリスモをしていたらレースをしているように感じる演出・その逆の演出...この時の車の組立・解体の映像が滑らかで思わず息を飲んだ。
▼お気に入りのシーン
ヤンとジャックがもう一度走り出すシーン。
爆速のレースがこの作品の運転を占める中、このシーンの運転は遅く優しかった。