このレビューはネタバレを含みます
おもろい
レーシング・シュミレーションゲームのグランツーリスモのプレイヤーが実際のレーシングドライバーになる実話を元にした話。
ゲーマーのヤン・マーデンボローはグランツーリスモのプレイヤーで、大会を勝ち抜き、その後の実機による最終選考も勝ち抜き、レーサーになる。
その後の大会でも結果を残し、プロとしてのライセンスも獲得し、日産と契約しプロドライバーになる。
しかしドイツでのレースで強風により事故を起こしてしまい、観客が死亡してしまう。
世論はシムレーサーのライセンス没収に流れ始めてしまう。それを覆すために日産チームは、シムレーサーチームでル・マンの表彰台を目指す。
ヤンはトラウマが蘇る場面もあったが、それを乗り越え当時のレコードを更新するほどの走りを見せ、3位に入賞する。
ジャックとヤンの絆が最高。ジャック自身が事故を起こして、自身のせいじゃないにしろ他のドライバーが死んでしまったことで、レースから逃げてしまった過去があるからこそ、ヤン達に厳しくしていたし、事故を起こしたヤンの1番の理解者でいれた。
フォードVSフェラーリの時もそうだが、F1という大きな経済効果を持つジャンルでは企業や個人の利益を優先する輩が多すぎる。仕方ないか。