このレビューはネタバレを含みます
台湾映画を劇場鑑賞するのは多分3本目。前に1秒先の彼女、エドワード・ヤンの恋愛時代。
超過干渉の母を持つ奥手な童貞29歳男性と売春宿を仕切る40代後半女性(息子あり)のボーイ・ミーツ・ガール。
いっつもタバコを吹かすアラフィフヒロイン?のビビアン・スーがステキに歳を重ねていて、ポケットビスケッツの頃のキャピキャピ(古い😏)の頃しか知らないので久々に見てちょっと驚き。
2人の間には立場の違いも年の差もあってどう転んでも先が見えない関係性ながらに、そのほのかな気持ちのやり取りは男性側と女性側では意味するものが違っていたのかもしれないです。
けれども、映画が終わる時にキッカケは何であれ とある事件を通して当人2人も、彼女の息子も彼の母親も何かしら前に進めたと解釈。
単純なハッピーエンドじゃないのに清々しいという不思議な感情。それは少しだけの登場ながら、ひとえに不眠症が少しだけ解決したと言うキミのおかげかも。