なすび

ママボーイのなすびのレビュー・感想・評価

ママボーイ(2022年製作の映画)
5.0
ビビアン最高!!!!!!!!ひさしぶりに出会ったかも、こんなに夢中になれる女性。最近の映画であんまり出会えてなかったんよね。このビビアン演じる楽楽(ララ)さんがめっちゃ魅力的。これぞ大人の女性。声が低めで落ち着いてて、でもちょっと色っぽくてすごくいいんだよなーーーーー。エンディングの曲もビビアンが歌ってましたね。ビビアンは歌手もやってるからね…✨あと、いつも胸元あいたてろてろ系のシャツを着こなしてるのが素敵。ビビアンが着るといやらしくないなー。ちょっとオーバーサイズ気味で、前はズボンに入れて後ろと腕の部分ををゆらゆらさせている姿はまさに金魚みたいだった。寒いときはジャケット羽織るのもいいしデニムはブーツカットなのも最高。髪の毛もふわふわで無造作な感じがかわいいね。いつもタバコ吸っててお酒も飲んでがんばってない雰囲気だけど責任感強そうなララさんのこと好きになる主人公の気持ちわかるぞ!ビビアンはほんとに歳とらんなぁ。でも大人になったからこその色気も着いてて、それに永遠の少女のような清純さも加わって、最強。ビビアンはみんなの憧れって気がする。どんな世代からでもそれぞれの距離感で憧れられるから、この役にぴったりだったと思う。

主人公は初めて見たけど、柯震東って『あの頃君を追いかけた』で大ブレイクした人らしい。その頃は(あの頃は)台湾で人気のイケメンで、みんなあの顔になりたがったらしい笑 でも最近は大麻所持で捕まったりプライベートでゴタゴタしてるとのこと。この映画だけを見てたらそんなにイケメンに見えなかった(ザ台湾人のあの髪型のせいかな笑)から、やたら映画の中で「あんたそんなにイケメンなのに童貞とかうそでしょ?」とか言われててルルさんやさしいなーと思ってたけど、台湾人曰くこういう大人しい感じの清潔感ある男は年配の女性に人気あるらしい笑
主人公のママボーイっぷり、というかお母さんの強烈っぷりは台湾あるある笑 私の知り合いにもこういう感じの、あまりに過保護に育てられてコミュニケーションが苦手というか、友だちもほぼいないし恋愛経験もない子がいて、その子もすごく素直でいい子なんよね。お財布がバリバリマジックテープなとことかも同じ笑
この映画はそんな親子の関係が、ララさんと出会ったことで変化していく、そしてララさんの息子との関係も変化していくというラストがよかったなぁ。
最後に二人はどういう関係に着地するのかが緊張するところなんだけど、まさか…!でもあれでよかったなと思えた。なんだかムチムチネチネチしていないで爽やかなラストだった。

水族館(←台湾の熱帯魚ショップの呼び方)(前住んでた家の向かいにも水族館があって、最初名前だけ見て、え!こんな小さい水族館あんの!?ってびっくりした。まさかの魚ペットショップだった、、、)によく来てたあの女の子、声すごいね笑 でも台湾にああいう顔可愛いのに「あなたほんとに地声?」みたいな子いる、めっちゃ気になる。。。

ララさんと主人公のやさしい二人の時間と、お母さんや叔父さんのコメディパートが交互に来て、なんかちょうどよかった笑

あー!ララさんんんんん!!!!(思いが突然あふれる)

あ、ララさんのどうしようもない一人息子も面白かったな笑 名前が王偉傑笑 たいそうな名前笑 でも王が名字だと名前も負けないようにけっこうこういう系の名前になりがちなところはあるよね。

アップルさんもいい人やったね。個人的にどうでもいいシーンなんだけどビビアンの「アッポー有空」(アップル空いてる)って台詞が耳に残った笑
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