タバス子ちゃん

ジャンヌ・デュ・バリー 国王最期の愛人のタバス子ちゃんのレビュー・感想・評価

3.6
目を見ながらお辞儀をするのが傲慢とされた時代にルイ15世を国王としてではなく1人の男性として見つめ、黒人の少年を名前で呼び、自身も個や美学を貫く
フランスの宮廷で初めてカツラやコルセットを脱ぎ捨てた女性
アントワネットが「できればドイツ語で話したいまだ幼い少女」という側面を無視されて「デュ・バリー夫人を懲らしめられる存在」として祭り上げられていくの辛かったな
これはデュ・バリー夫人ではなくジャンヌ・デュ・バリーの物語