リアル・シンデレラ
主演のマイウェンに魅力を感じず、国王が惚れた女性にはどうにもこうにも見えなかった。実際はどのような人物であったか分からないが、ある程度の品と高貴な美しさが無いといけないでしょうに。60になろうとも衰えない美貌をもつジョニーデップとは不釣り合いに見えて、前半はそればっかり気になってしまった。
睡魔に襲われることは覚悟の上だったのだが、この手の映画にしては珍しく、最後まで飽きずに見入ってしまった。テンポのいい展開と、分かりやすいストーリー構成。18世紀フランスには疎いが、本作はかなり上手くまとめられていて、そんな自分でも楽しむことが出来た。やな奴が多く、不快に思うシーンが多くある中で、使い人のラ・ボルトは最高のキャラ。キングスマンのマーリンやジョン・ウィックのシャロン的ポジション。彼のおかげでグッと良くなってるよ。
2024-32