きよ坊

ジャンヌ・デュ・バリー 国王最期の愛人のきよ坊のレビュー・感想・評価

3.3
ルイ15世の愛妾デュ・バリー夫人の生涯を、マイウェンが主演と監督と脚本も手がけ、自らの魅力を存分に振りまいていた。
デュ・バリー伯爵もルイ15世もルイ16世も、この平民になぜメロメロになったのか。
宮廷ファッションで特徴的な盛り髪やガーリーなドレスから、自分スタイルへと変遷していく。下ろした髪がゴージャス、白のシンプルなドレスの着こなしも素敵。
誰に対しても気さくで愛情深く、階級や出自を凌駕する品性も備わっていた。
実在したとしてもどこまで真実かはわからないが、のちのフランス革命に巻き込まれていく前日譚として、悲しく思う。
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