あーち

ジャンヌ・デュ・バリー 国王最期の愛人のあーちのレビュー・感想・評価

3.9
緻密に描かれた絵画を思わるような画角が多々あり、画の美しさだけでなく当時の煌びやかな貴族の服装や家具、調度品などの美しさも感じられた。ジャンヌが国王を魅了した理由は何か。身分的にいえば卑しい身分であるがそれらを超越した“魅力”か彼女にあったのた。直接的な言葉でなく彼女の型破りな言動から全てが伝わる。国王にとってはそれが全て新鮮で『面白い』のだろう。彼女の美しさと奇抜さに、気付かぬうちに画面の外の私たちもジャンヌに釘付けとなっている。
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