Rita

ジャンヌ・デュ・バリー 国王最期の愛人のRitaのレビュー・感想・評価

3.6
ジャンヌ・デュ・バリーの波乱に満ちた生涯。

貧しい家庭に生まれ、娼婦同然の生活を送っていたジャンヌ。彼女は美貌と知性を武器に、社交界にもその名を轟かせ、ヴェルサイユ宮殿に足を踏み入れる。

デュ・バリー夫人は庶民出身であり、過酷な経験をしてきた彼女だからこそ貴族のマナーは知らない自由人だった。好きなように振る舞うことに恐れがない姿が見ていて清々しい。

身分がどうであれ、人の身にはいつ何が起こるか分からない。それが人生だから生きることは楽しさがあるなと実感する。彼女のような才能を生まれ持った人には幸せを勝ち取ることが出来る。

数ヶ月前、最近ですが学校の研修でパリを訪れた時、ヴェルサイユ宮殿を見に行きました。私は宮殿よりも、広大な庭園に圧倒され感動しました。ヴェルサイユの知識が浅かったので、デュ・バリー夫人のことも知りませんでした。もう少し歴史を学んでいつかまた訪れてみたいと思うほど、美しさに惹かれました。
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