久しぶりのビクトル・エリセ作品なので絶賛したいところだがさすがに少し長すぎ。
かつやや淡々としているので少し眠くなってしまった。
個人的には過去作ほどの求心力はないように思えたがエリセ作品と考えな…
スペインの監督ビクトル・エリセの30年ぶりの作品。
エリセだと『ミツバチのささやき』('73)はオールタイム級に好きだ。観に行ったことも、新作をリアルタイムで経験することそれ自体が目的という不純な…
寡作の巨匠作品だとしても、役者の会話を交互に映し出すこのスタイルの映画が私は本当に苦手。しかも1シーンの会話も冗長で、まったく映画的な興奮度が感じられずに前半は寝てしまった。上映時間も無駄に長く、途…
>>続きを読む古典映画好きの映画仲間におすすめされて観にきたが、個人的には好みではなくダメだった。
好みに感じらなかった点としては
映画は小説と同じく良くも悪くも「他人の頭の中をのぞく」行為だと思うのだが、
結…
ビクトルエリセの新作を見てこんな気持ちになるなんて…テレビ番組撮影場面でのあまりに無策な切り返しの応酬に頭を抱える。『アネット』を見た時と同じく、それがあんたにとっての現代なのかと言いたくなる。『夜…
>>続きを読むビクトル・エリセ31年ぶりの長編新作。私のような80年代のオリーブ少女にとって、「ミツバチのささやき」のアナ・トレントの白いコートは、ヨーロッパ的なものへの憧れと、永遠の少女のアイコンへの倒錯的な趣…
>>続きを読むフィルムに焼き付けられた記憶
書き記した言葉に宿る記憶
感情や感覚として身体化される記憶
しかし
日常のほとんどの記憶は
どこかに行ってしまう
未来のどこかで待っている
あの時あの風景
あの温も…
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