ビクトル・エリセ31年ぶりの長編新作。
ゲーム業界で言うと上田文人みたいな人だなとつくづく思う。作品決して多いわけではないのに、圧倒的な存在感がすごい。
映画制作中に突如として失踪した俳優、未完成…
このレビューはネタバレを含みます
人はどういうときに目を閉じるのだろう。眠りにつくときも死ぬときもそうだが、そういった人間の生物としての機能においてだけではないだろう。思考を巡らせるとき、何かに思いを馳せるとき、何かを思い出そうとす…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
エリセ、82歳、31年ぶりの長編映画。
なぜ今、これを撮りたいと思い立ったのか。
なぜ、かくも長い間、撮らなかったのか。
(エリセといえば、つい『みつばち』と『エル・スール』が浮かぶが、いやいや、む…
監督と作中の登場人物、さらには作品自体とを過度に同一視したナラティヴは映画評論にはありがちだし、即効性のある評論を一丁カタチにするのは容易なのでしょうが、コンテクストに依存しすぎている以上、それはあ…
>>続きを読むビクトル・エリセ監督の作品はは過去のうろ覚えだが、あいまいなニュアンスで魅せるイメージだった。
でもこれは違う。
はっきりと目的がありストーリーが流れる。
すごいな〜
題材としては決して入り組んだ…
これが30年以上長編映画を作らなかった理由のビクトル・セリエ監督の回答なんだろうか。ミゲルがフリオ失踪後映画を作らなかった理由はわからなかったし、フリオは見つかっても失踪の謎は謎のまま。長年映画を作…
>>続きを読む© 2023 La Mirada del Adiós A.I.E, Tandem Films S.L., Nautilus Films S.L., Pecado Films S.L., Pampa Films S.A.