瞳をとじてに投稿された感想・評価(★4.1 - 5.0)

「瞳をとじて」に投稿された感想・評価

きれいなカットやフェードが印象的だった。フリオに無理な問い詰めはせずに、過去を共有して今を大切にしようとしているように感じた。特に、それぞれの想いが交差しているラストシーンが良かった。
SN

SNの感想・評価

4.7

何と儚くも美しい映画だろうか。見る者見られる者、過去を振り返る視線、別れを告げる視線、未来に希望を求める視線、、交差する様々な視線を通して語られる、とある俳優の失踪事件。エリセ版の『失われた時を求め…

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ララ

ララの感想・評価

4.2

セリエ監督の過去作は未視聴。巨匠の30年ぶりの作品という事で鑑賞。
劇中劇の作品撮影中に失踪した俳優を辿る物語。
俳優さん達の存在感が凄くて味わい深い。
画角がどれも美しかったですが、監督が一番見せ…

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ほんとに「エリセの完璧な帰還」だった。
エリセがまだ映画を信じてくれていることが映画の勝算かもしれん。
horiex

horiexの感想・評価

4.5
これぞシネマの3時間。クライマックスの、どんな銃撃戦よりも激しい視線の交錯!

確かにゆったりとはしているが、全てのシーンが美しくて長さなんて全く感じない。フィルム映画への懐かしさも語られるけど、懐古主義的な撮り方を一切していないのも素晴らしい。

多くを語らないフリオは、こち…

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hachinote

hachinoteの感想・評価

4.2
まさかのドラマ「アンメット」みたいな話だった。記憶を失っても、強い感情は残る。映画愛にあふれた映画。映画館で映画を観るひとを観る、ラストもよかった。
短い映画じゃないのに無駄な部分がなかった。
さりげないぐらいの、ちょっとしたエピソードが皆本筋につながっていく鮮やかさ。
出てくる人たちの(含む犬)作為的に見えない配置の良さも好き。
ヒラノ

ヒラノの感想・評価

4.8

ビクトル・エリセ監督が「ミツバチのささやき」以来31年ぶりに監督した映画
淡々と物語が進む中、主人公の抱える心の闇がだんだんと明らかになっていく。当時監督した映画撮影途中て行方不明となった主演男優を…

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ラストのクレジットでこれほどズッシリ動けない感覚は初めてでした。

大きなカタルシスもなく、何処かミステリーのようでありながら観客を翻弄するような手法は無かったから、そんなカテゴリーなんて必要ないの…

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