ビクトル・エリセ監督の最新作
3時間という長尺に覚悟はしていましたが、中々にきつい。コンディションが良くないと完璧に見きることは出来ないでしょう。ですが、退屈だからという訳ではなくこの映画の性質ゆえの問題です。
映画自体は見たあとの余韻がすごいなと思いました。演出がお洒落というか芸術的すぎて圧巻でした。実際にラストの映画館のシーンは終盤ながらに集中力はマックスでした。
映画内で出てきた『ミツバチのささやき』と同じ世界観というのを思わせる移動映画館の存在はアナ・トレントと合わせて嬉しくなりました。