Kawaguchi

瞳をとじてのKawaguchiのレビュー・感想・評価

瞳をとじて(2023年製作の映画)
4.4
エリセの新作をリアルタイムでみれた多幸感。 

初監督作品から2本、あまりの傑作を撮ってしまった故に、30年映画を作れなくなったしまった監督、エリセなりの回答なんではないでしょうか。

芸術という自分の人生より大きなものと出会ってしまったことについての映画ですよね。映画という宗教についての映画。

宮崎駿「君たちはどう生きるか」と同じく、わたしはこう生きたという証です。優れた作家の晩年って、傑作も駄作もあるけれど、それそれで、興味深いですよね。
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