◼️「私はアナよ。」◼️
このセリフは!!!
同監督作品『ミツバチのささやき』(1973)のアナちゃんがアナさんに〜!!
当時5歳にして主演を務めたアナ・トレント氏が、本作『瞳をとじて』では主演俳優フリオの娘アナ役で出演〜
懐かしい人に会えた気分で、嬉しかったな〜♪
◼️『瞳(目)をとじて』呼びかければ”精霊”(=記憶)に会える〜◼️
『ミツバチのささやき』の中で、姉イザベルは、妹アナにこう教えます。
「フランケンシュタインは精霊。
精霊は目に見えないけど、目を閉じて呼びかければいつでも会える。
”私はアナよ”と。」
そして、本作『瞳をとじて』のラスト。
記憶喪失になったフリオの記憶を、映画監督の友人(エリセ監督の投影?)や娘(アナ)たちが一生懸命思い出させようとします。
『ミツバチのささやき』ではフランケンシュタインを”精霊”と言っていたけど、『瞳をとじて』のフリオの”記憶”は魂に近い概念かな〜
つまり、”精霊”=”記憶”と解釈しました〜
「フリオの記憶は今は目に見えないけれど、目を閉じて呼びかければいつでも思いだせる。」とラストシーンは言っているのか?
つまり、ラストのフリオは映画の後、記憶を思い出したんじゃないかな〜💡