TakumiToyama

瞳をとじてのTakumiToyamaのレビュー・感想・評価

瞳をとじて(2023年製作の映画)
4.1
正直前半は何回かウトウトしたけど、終盤〜ラストシーンは画面を食い入るように観ました。
たなびく白いシーツを抜けて映る漆を塗る2人、鉄格子の奥に見える波打つ海とそれを見る2人、扇子を使って視線を強調する上海ジェスチャー、時には観ているこちら側にも向けられる様々な眼差しと閉じられる瞳。
このシーンを観れただけでもこの映画を観て良かったと思えるような瞬間が何度もありました。
この作品で描かれている「映画とは?」については理解が及ばない部分もあると思うので、どこかのタイミングでまた改めて観直したい。
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