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瞳をとじてのとのレビュー・感想・評価

瞳をとじて(2023年製作の映画)
4.7
これは最高の映画体験…
こんな映画に出会うために色々映画を観てるわけですよ~
ビクトル・エリセ監督の他作品、といっても「ミツバチのささやき」しか観たことがないわけであるが、他作品との共通点もあって、歳を取ってもずっと同じなんだなと思った。いい意味でね。

インタビューで言っていたような言っていなかったような自分の妄想かもしれないが、まさしくこの作品は監督にとっての集大成というか、最後に撮るとしたらこのような作品でありたいな本当に。

ずっとこの作品の温度に浸っていたい。本当に素敵なんですよ。
ラストシーンは言わずもがな。
監督は映画の力を信じているんだろうと、それは俺が信じていたいことを映画と監督に押し付けているだけなのかもしれないが、ともかく映画の力を信じていたいんだよ。

あと音楽が素敵だった。顔をめいいっぱい写すカットも印象的。
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