攻機

瞳をとじての攻機のレビュー・感想・評価

瞳をとじて(2023年製作の映画)
2.6
寡作の巨匠作品だとしても、役者の会話を交互に映し出すこのスタイルの映画が私は本当に苦手。しかも1シーンの会話も冗長で、まったく映画的な興奮度が感じられずに前半は寝てしまった。上映時間も無駄に長く、途中から早く映画が終わってほしいと願わずにはいられなかった。百歩譲っても、169分もあるのに最後のパートへ進む展開の工夫の無さ。批評家の評価が高いのがかなり不思議。監督名を秘密にして観ても同じ感想なのだろうか。屋外の撮影で時折り素晴らしいショットがあるのが救い。自分が何故映画が好きなのか自問自答してしまうような作品だった。
攻機

攻機