父と娘の映画
映画が出てくる映画。
スクリーンを見つめる登場人物。
『ミツバチのささやき』も『エル・スール』もそうだった。
登場人物がスクリーンを見つめ、そのスクリーンを観客である私たちも見つめる…
ビクトル・エリセ31年振りの新作。それだけでも見る価値がある。そして期待に違わず素晴らしい映画でした。
おそらく老境に差し掛かった監督自身を大きく反映させているのだろう。老いや死が色濃く反映された…
先週「ミツバチのささやき」を観たばかりで、ビクトル•エリセ歴が浅すぎなので、わかったようなことは何も言えないですけど、ドラマチックな展開があることがまずビックリしたのと、結果、「フィルム映画は人間の…
>>続きを読む光と影がうつくしい映画。そして会話が多い映画。バストショットの、あるいはアップの人物が静かに話をする場面がたくさんある。
169分間、淡々とすすむのに終盤で思いがけず感情がゆさぶられた
ミツバチ…
神懸かったショット、美しい音楽、完璧なラスト
親友が失踪した22年、ビクトル・エリセ監督が不在の31年
混ざり合った現実と虚構の喪失を埋めるための169分間、映画が起こす奇跡を確かに目撃した
10年…
3 24/1/20 @FansVoiceJP独占最速試写会
ミステリアスな展開だけど謎解きというより置き去りにしてきたパズルのピースや宝箱の鍵を探すようなあっという間の169分。封印された箱の中に…
エリセ、31年ぶりの長編映画発表。169分はがんばったね。とおもった。「カンヌ・プレミア部門」での上映で、「コンペティション」入りは果たされず、物議を醸していたらしい。当然「コンペ」入りを望んでいた…
>>続きを読む二人の人物が向かい合ったり横に並んで言葉と視線を交わす。それをシンプルな切り返し、寄り引きで見せていく丁寧な演出に痺れる。特にアナ・トレントのクローズアップは息を呑む美しさと共にエリセがこの新作を完…
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