自分の年齢だけでなく、なにより家族の介護を通してが大きいんだけど、
老いる、という事を描く映画に心を寄せるようになったんやなと自分で思う。
さまざまな監督が遺言のような作品を残しているなか、エリセ…
エリセが映画好きで映画の可能性を信じているんだなぁと伝わってくる作品でした。前半部分は正直冗長に感じましたが、施設に行ったあたりから物語が一気に動き出しその後はあっという間でした。この素晴らしいラス…
>>続きを読む映画『別れのまなざし』に出演した俳優が失踪した。
その行方を追ってミゲルは自身の過去、そしてTVにも出演して探ると意外な情報が。
普通30年以上も疎遠になっていれば、相手のことを忘れてしまいそうだ…
"ミツバチのささやき" と同じ額縁構造。
劇中劇が作中でニア・リアリティとなり、現実に甚大な影響を及ぼす。まさしくそれはドライヤー以来の、映画の奇蹟として描かれる。
これが意味することは、 "創作…
「ミツバチのささやき」や「エル・スール」を、当時観て、好きになったり、影響を受けたりした人達に向けた感謝の作品であり、エリセ当人が、自らに発破をかける作品でもあったように感じました。
歳をとるとい…
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