ミサホ

犯罪都市 NO WAY OUTのミサホのレビュー・感想・評価

犯罪都市 NO WAY OUT(2023年製作の映画)
3.7
犯罪都市の第三弾!
楽しみにしておりましたよ。
公開初日に喜び勇んで観て参りました。

本編の7割くらいはマブリーのパンチが炸裂します。んもう…ボクシング映画ってくらい。もはやマブリー・ジムです。

マブリー演じるマ・ソクト刑事が、巷で出回り始めている新種の麻薬とそのバックにいる日本のヤクザを追う話。そこまで日本色は強くない。

そこに汚職刑事が絡む。

マ・ソクトは本作でも、街なかで起こったいざこざに集まった野次馬をかき分けてチンピラどもを蹴散らして登場!いや…殴り散らして登場だい!

今回は、ちと悪役が薄味やったかな。日本のヤクザが送り込んだ殺し屋。青木さん頑張ってたけど、個人的には、1や2よりも薄かったな。思うに迫力に欠けていた。惜しい。

そしてもう一人の悪役。
イ・ジュニョク演じる汚職刑事も、うーむ…いまひとつパッとしなかったな。どこか優しげ。見た目がね。

それを補うかのように、コメディパートもいつものように盛り込んでいて、それなりに盛り上がるけど、贔屓のグイファいないしなぁ…。キム・ミンジェがひとり気を吐いてたかな。それでも、中盤以降は劇場の空気もあったまって、あちこちから笑い声が聞こえて楽しかった。

マブリー、今回はちょっと危なかったぞ!でも、桁外れに強いからさ。ね!全然平気。わたしたちは安心して反撃タイムを待っちゃうのである。

安心しすぎて、途中、寝てしまったよね。
ごめんなさい。

最後にはお待ちかねのパク・チファン!はい、出て来ました。絶対笑うとこやけど、そこだけみんな笑ってなかったな…なんで?

まあ、そんなこんなで、またもやわたしたちは犯罪都市4に期待を膨らませるのである。楽しみです。

それにしてもソクト・チームの機動力…相変わらずやね。これやったら大阪府警の方が早いで。
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