刑事のマ・ソクト（マ・ドンソク）が剛腕ブンブン丸で敵をなぎ倒していく人気シリーズの第3弾。
まず、上映前にサプライズ！
予告開始時間になっても暗くならないなぁと思っていたら、本作で殺し屋の『リキ』を演じた青木崇高さん（優香の旦那様）が突然目の前に現れ、作品の舞台裏を生解説してくれた。
シークレットティーチ・イン。
物腰穏やかな話口調でマ・ドンソクさんの現場での振る舞いや共演者達の印象をお話くださり、嬉しい一時。
そして、その流れのまま本編へ。
こちらは…良くも悪くもいつもどおり。
みんな大好きマ・ソクトが十八番の違法捜査を駆使し、犯人を追い詰めていく。
醍醐味はやはり相手を身体ごとぶっ飛ばすシーン。
THE・豪快！
お芝居関係なく、実際にあれを食らったら吹っ飛ぶたろうな…その思わせる迫力。
格闘家以上に太い腕と巧みなフットワークでひたすら殴り飛ばす。
彼の特徴はレバーブローやボディーブローをよく使うこと。
“丁寧にダッキングを繰り返し、避けては殴る”を繰り返すボクシングスタイル。
顔面を殴るばかりのフェイクアクションが多い中、玄人好みの動きが映えるんだ！
ただ、Part1、2に比べてラスボスのインパクトが弱いのと、登場人物が増えてややもっさりしたのはマイナス点。
それ以外は概ね満足。
過去シリーズにハマれた人にはお薦めできるクオリティーだった。
韓国映画では異例の大ヒットシリーズということで、Part4以降の制作も確定しているらしく、楽しみは尽きないね！
