多くの人が感動し、多くの人が憧れた。70年の時が経っても色褪せない、真実と誓いのお話。
とある国の王女が宮殿から脱走し、ローマを観光するというファンタジーなお話。しかし、自身の身分を隠すアン王女と新聞記者なのを隠してローマを案内するジョー。お互い偽っているなかで向かうのは、あの「真実の口」。2人とも嘘をついているから若干躊躇している様子が、表情で伝わるところがとても良い。
また、再びお互いが対面するシーンは、全てを物語っているのでいいですよね。4Kのためか、2人の目に涙が滲んでいるように見えるのがとても印象的。
これらのシーンのように、全て言葉で語らず表情で語って観ている我々に判断させる。こういったところが、この作品の良さだと思います。
