にっきい

ウェドロックのにっきいのレビュー・感想・評価

ウェドロック(1991年製作の映画)
2.2
心臓マッサージのふりして乳を揉むルドガー•バウアー。

ルドガー•バウアー主演の近未来SFって事で観に行った作品…だと思うけど、古過ぎて理由は忘れました。

ハイテク刑務所からの脱獄の話し。
ルドガー•バウアーで近未来SFと言ったら『ブレードランナー』を、ハイテク刑務所からの脱獄と言ったらシュワルツェネッガー&スタローンW主演の『大脱走』を思い浮かべますが、そんなメジャー映画には程遠い凄まじいB級作品でした。
近未来設定もハイテク刑務所設定もタイトルの"ウェドロック"と言う装置のみ。
乗物や建物、着る物だって製作当時のそのままで未来ぽさの欠片も無い。
そして脱獄って言っても壁も何にも無くて普通に刑務所の車盗んで逃げてたしw
脱獄後もバスジャックしたり結婚式をぶち壊したり目立ちまくってるのに全然捕まらない?
とまあツッコミどころしか有りませんでしたw
電子工学の専門家が恋人と友人とでダイヤ強盗を犯す。
恋人と友人に裏切られハイテク刑務所に入れられるのだが、そこはウェドロックと言う首輪を囚人全員に嵌め、任意の囚人同士がペアになり2人が100フィート以上離れると爆発する。
囚人同士の喧嘩、爆死の混乱に乗じて女囚人と逃げたらそいつがペアで爆死を免れた。
2人はダイヤの隠し場所を目指し逃避行するのだが…って話し。
たまたま一緒に逃げた女がペアだったなんて都合の良い事はある訳なくて、刑務所の所長が強盗と手を組んでダイヤの在処を聞き出すために送り込んだのが真相。
刑務所のシーンなんて1〜20分くらい、あとはラブコメみたいな逃避行が延々と…。
もっとSFでサスペンスな記憶だったのにアホほどつまんない映画でした。

今朝の1曲
Gargoyle『Tell Me True』
昔京都にJEUGIA(十字屋)と言う大手のレコード屋が何店舗もあって、日本に入ってきてない輸入盤や自主制作盤等も扱ってたのでよく利用してました。
そこで見つけたのがこのバンドの1stアルバム。
限定生産の自主制作盤で後に10万円近いプレミアがついてました!
と言っても人気が出たのでマイナーレーベルから再発され普通に取引されるようになったので値打ちは無くなりましたがw
そんな彼らの初期3部作の2枚目のアルバムからの曲(https://m.youtube.com/watch?v=Ien0HQshxQE)。
この曲はストレートなパワー/スピード•メタルですが、バイオリンや和楽器を取り入れた唯一無二の音楽性と、ヴィジュアル系のド派手な衣装がめちゃくちゃカッコ良かったです。




*********鑑賞記録*********
鑑賞日:1992年
鑑賞回:ー
劇場名:ー
座席情報:自由席
上映方式:2D 字幕
レーティング:G
上映時間:100分
備考:過去鑑賞記録
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