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あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。のROのネタバレレビュー・内容・結末

4.4

このレビューはネタバレを含みます

・進路や家族に不満を抱え、母にぶつける百合が、大戦末期の時代へタイムスリップして彰と出会い、平和で恵まれていることに気づく
・現代っ子で戦争の結末を知っており、合理的に特攻や戦争の不合理を訴える百合
・ただ、配色濃厚で特攻を控えた隊員の前ではっきり言うのは聴く方も辛かっただろうと思う
・百合に惹かれながらも、特攻を控えて正面から想いをぶつけられなかった彰
・特攻は意味がない、行かないでほしいと彰に願う百合と、戦争に敗けるわけにはいかない、自分は諦めるわけにはいかないという彰のやりとりが愛おしく、悲しかった
・最後の手紙で百合に気持ちを伝えることができて良かったと思う

設定やストーリーがご都合主義に感じる人もいるかもしれないが、大きな違和感を感じることはなかった。
当たり前だが、平和の大切さや今がいかに恵まれているかを再確認できた良い映画だった。
途中から涙が止まらなかった。
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