わぁちゃん

あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。のわぁちゃんのレビュー・感想・評価

4.0
まず、すごく、すごく感動しました!!

親や学校、すべてにイライラして
不満ばかりの高校生の百合が
突如、タイムスリップした1945年の日本。
そこで出逢った
特攻隊員の彰と百合が恋をする
涙なくしては観られないラブストーリー!




" 戦争 ” について描かれていて、

私自身、" 戦争 " について、
学生時代、教科書や授業、
実際その地に行き学んだことは、
たくさんありました。たくさん感じました。

ただ、直接的な映像などが多くて、怖くて、
ちゃんと向き合うことが出来なかった、、

この映画も、激しい映像とか、
そういうシーンが多いのかな?と勝手に思っていたけど、そういう描写は少なくて、
見やすくて、分かりやすかった!

命をかけた特別攻撃隊。
" 死ぬこと ”に使命を感じるとか
今の時代ではありえない感覚だし、
絶対に間違っているし、
そういう時代が本当にあったんだって
驚きでした。

特攻隊員である彼らはそれを全うすることが
責務だと思ってるし、
国も国で、一人の人間に対して
差別化するような言動をとってたりして、
そういうところは、今の時代でも
あまり変わってないように思えました。

ただ、今は、世界から差別化をなくそう!
と少しずつ、少しずつだけど、
動き出してるように感じてます。

出撃命令が来るまでの時間を
無念さや虚しさ、帰りたい気持ちも
抱えながら過ごしてきた。

国のために戦ったという誇りを感じながら、、

何もかも切なすぎた、結末も選択も。


考え方や価値観は時代によって、
人によって変わっていくものだけど、

ご飯をお腹いっぱい食べれる幸せ、
誰かのために生きる幸せ、
好きな人といれる幸せ、

大事なこと、
大切なことは今も昔も変わらずにある。

毎日を当たり前に生きているけど、
生きている毎日に当たり前なんて
どこにも無くて、
今、大事なこと、失いたくないこと、
大切なものに気づくことができました。

私も、当たり前に過ぎていく日々も
誰かの支えや助けがあって
成り立っているってことを
改めて、実感して、
ここにある命、一人ひとりの存在、
いろんな幸せの味を噛み締めて
頑張って今を生きようと思いました。
わぁちゃん

わぁちゃん