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あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。のhokutoのレビュー・感想・評価

4.5
2024年119本目5月5本目
あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。[4.5]
(2023)/127分/大阪ステーションシティシネマ
監督:成田洋一

【感想】
母親と卒業後の進路について喧嘩して家を飛び出した少女が終戦直前の日本にタイムトリップして、特攻隊の青年と出会うおはなし。
なんかタイトルが携帯小説みたいだから避けてたけど観たらよかった。
恋愛要素うすめで戦時中の空気感とか一般市民の隊員への向き合いかたとか、誰も戦争反対と言えない世情の中に飛び込んだ現代の女子高生がストレートに意見を言うところとか見ごたえあった。

【ストーリー】
進路をめぐって母親と衝突し家を飛び出した高校生の百合は、近所の防空壕跡地に逃げ込む。目が覚めると1945年の6月、戦時中の日本にタイムスリップしてしまっていた。偶然通りかかった彰に助けられ、百合は軍の指定食堂に連れて行かれる。そこで出会った人々と共に日々を過ごすなかで、百合は何度も助けてくれる彰に惹かれていく。しかし、彰は特攻隊員として命懸けで戦地に飛ぶ運命だった。
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