oloBob

あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。のoloBobのネタバレレビュー・内容・結末

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このレビューはネタバレを含みます

私の感受性が低すぎたのか映画に追い付けなかった。登場人物に感情移入できない、退屈なストーリー。

冒頭の現代シーンで貧乏貧乏言う割に主人公のスマホがiphoneのproシリーズだった時点でなんかもう嫌な予感がした。服も買えないし下着がボロくなっても買い換えれないのに?
ほとんど全てのシーンで次のセリフや行動が予想できるありきたりな脚本。
そもそもなぜタイムスリップしたのか謎のままだし、お互いのことを大切に思うようになったきっかけとかの描写が見受けられないからその後の展開もいまいちぐっとこない、、。
そこまでお互いに惹かれ合うシーンなかったのにラストシーンでは愛してるとか言ってるし、出撃前夜の微妙過ぎるお別れシーン→出撃の朝の百合「お見送りは行きません。昨日ちゃんとお別れできたから。」で私「???」、その後彰が自分宛に手紙残してるのを見つけて急いでお見送りに行くあるあるな流れ。普通そういうのって手紙に書かれた文章読んで、感極まって思わず体が動く、みたいな感じじゃないの?封筒だけ見て涙流して「うそ、、、」は、こっちもついていけないって。なにが?ってなるって。あのラストシーンにしたいからまだ手紙の内容を映したくなかったんだろうけど、、。
一番意味わからなかったのは空襲のシーン。おつかいを頼まれ大事な荷物を持って1人で歩く主人公百合。B29がやってきて焼夷弾が落ちてくる。まず主人公だけじゃなく村人全員の初動が遅すぎる。そしてみんな火からできるだけ遠くに逃げようとするなかで1人火に向かって走る主人公。意味わからん、死にたいの?その後言うまでもなく火に囲まれて四面楚歌。自分から火に突っ込んで行ったくせに熱い!助けて!は意味わからん、そりゃそうやろ。そこに予想通り都合良く現れる彰。百合のこと心配したんだぞと言ってたが、あの状況で連絡手段もないのに百合探してるのおかしくない?たまたま通りかかってあの状態の百合がいて、ならまだ分かるけどそんな感じでもなかった。周辺の防空壕全部回って百合がちゃんと避難したか確かめたってこと?
百合は鶴さんを心配して火に向かって走ってたらしいが、そのあとのシーンで映る鶴さんの食堂は空襲の被害に遭ってないどころか傷ひとつついてない。バリアでも張ってたの?主人公はあの時一体どこに向かって走ってたの?火の中助ける画撮りたかっただけですよね、、、。
主人公2人の演技も個人的には微妙だった、、。

鶴さんだけは好き、幸せになって欲しい。
oloBob

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