奇しくも「痛かった、全部。」の『ラブライフ』からちょうど1年後に公開された「見ないようにしてた、全部。」の本作
どちらも"儘ならない日常"を不気味に切り取るのが巧みな邦画であり、自分の癖に刺さりまくっている。
この2人に隠された真実なんて、個人的には正直どうでもよく、辛い生活への態度がどのように変化していくのか、その一部始終から目を離さず見ていたくなる映画だった。車線変更したのもなんか良い。
演者陣の素晴らしい演技や、
透き通った晩秋の空気感もさることながら、石橋英子＋ジムオルークの成せる音楽の耳心地はやっぱり素晴らしい……。
ドライブマイカーも同じ組み合わせだったな確か……。
尺もちょうど良いし、もう一度観ようかな。
